天地人・景勝ダンディズムと三成シニカル

本能寺より早3年。3分で流れる3年。

秀吉の手により、大坂を中心とする日本主要都市は制圧された。そして忍び寄る魔の手。好々爺(というほど歳はいってないが)の笑みに隠された越後支配。

成り上がりで来たが故の身の軽さを利用した、本人直々の春日山訪問。なかなか、大名自ら来ることはないだけに、越後中が震撼する。

景勝公は「会わん」と眉間にシワ寄せ言ってのけるも、そんなワガママみたいな話通るわけもなく、兼続により会見場所まで決まってしまう。

そこは、落水城。なんか縁起悪い名前だなぁ。上田衆の悪意か?と変に勘ぐってしまう。

そして、官僚・三成を引き連れ秀吉御自らおでましだ!若い上田衆の家老一人一人の名を呼び、労をねぎらう秀吉。流石、人たらし!若い連中は有頂天で乗ってしまう。風呂にまで案内する始末。格の違いってやつです。

しかし、三成のあの髪型といい、妙にお洒落なのか、グラデーションな白と紫のお召し物で、終始見下した表情。

秀吉・三成と景勝・兼続の4者のみの会見が始まる。景勝公は若い頃のお茶目っぷりの影を潜め、「…喋らん…」とだんまりを決め込む。

そこは交渉上手の秀吉公。軽い日常会話から察する景勝の態度を見て、あっさり率直さを前面に。人たらしの人たらしたる所以、それは相手によって手を変え品を変え、自分に有利な状況に持っていける交渉術と生まれ持った感覚でしょう。べしゃりで日の本乗っ取ってしまうんだから、本来純粋な景勝公なぞ赤子の手をひねるようなもの、ってことはないけでも、景勝公の、越中城での悲劇と、信長の死による現在の越後の状況を察し、意地を張ることなく、秀吉の言うとおり上洛の約束を交わすのでした。ここの描写、男前!変な演出より、こういったエピソードで魅せてくれよ!と本気で思った一幕でした。

そして酒宴へ。わりと風雅な面を持ち合わせていることが判明、泉沢!やるじゃん、幹久!

そんな中、KYな兼続と、もっとKYな三成によるちぐはぐな会話が始まる。どっちも切れ者なのに、なんだか妙な展開。初音が尋ねてきた時も、あき竹城に説教されてしまうまだ弱気な兼続
。そして、人を見下し鼻で「…フッ!」て嘲笑う三成。その昔、信長に殺されかけた兼続を機転により救ったことを、覚えてる、根に持ってる?恩着せがましい?ナンダカ男らしくない感じでしたが、なんか後年、手を携えて行動するとは思えない、2度目の邂逅を果たす運命の三成と兼続なのでした。

これはしたり。

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  • 天地人 第20話 秀吉の罠

    Excerpt: 本能寺の変で織田信長は死に、信長を死に追いやった明智光秀も山崎の戦い で敗北し死にました。 光秀に勝利した秀吉はどう動くか。 Weblog: cogito,ergo sum racked: 2009-05-18 23:38