人斬り以蔵論

なかなか白熱している龍馬伝。毎週観ています。なかなか、ブログが書けません。ここんとこ忙しすぎでして。

と、いうわけで、今回は感想ではなく、論じてみたいと思います。どうやら人気者の佐藤健扮する「岡田以蔵」

仮面ライダーでの「えぇ…。ボ、ボクは…」という気弱な仮面ライダー・電王が記憶に強く残っていますが。

後は「たーけ たーけ タケルー!」のカムンとニャンニャンニャンフニャンなガムのCM。

私の中での岡田以蔵像は、やたらいかつく猫背で、無精髭生やして暗い三白眼の剣も我流に近い野良犬のような殺人嗜好者で、どことなく粗野で粗暴で、精神異常者にも見えなくはない偉丈夫、てのが私の想像。

しかし、龍馬伝では、犬は犬でも、野良犬ではなく、人懐っこい、龍馬や武市になついているかわいい子犬な感じ。

暗殺者には見えない初登場や、思想はなくても武市や勤皇党のために暗殺を続けるさまは、どうやら福山龍馬と同じくらい、婦女子のハートをくすぐるらしい。

後輩も「以蔵の顎のライン好き!」だの、「顔が好き」だの、賛美ばっかり!

というのも、今回の以蔵のモチーフは司馬遼太郎氏の「竜馬が行く」の岡田以蔵だそうで、この小説の以蔵はこんな感じらしい。純粋で、ホントは人斬るのいやだけど、学がないしなにも出来ないから命ぜられるまま、もしくは自主的に勤王党にとって邪魔な連中を天誅にかけていたみたいです。そして、後に人を斬ることに疑問を感じ、苦悩する、と言う人間的な人物として描かれているようで、ここから考えるに、佐藤仮面ライダー電王が演じているのは、すごくはまっているとのこと。ま、襟巻きも似合うし颯爽と人斬る場面はなく、泥臭い暗殺(首絞めたり、鉄砲玉の如く身体ごと突っ込んだり)しかできないけど、ホントはその方がリアリティありますよね。実際一刀のもとにバサッ!ってかっこよく斬れないでしょ、人なんて。

私は老後の楽しみのために、司馬作品はいくつかとっておいてあるので、読んでないんです。そして私の中の以蔵は同じ司馬作品の「人斬り以蔵」だったりします。

もしくは、小山ゆう氏作の「おーい竜馬」での以蔵。

後は龍馬におまかせ!の反町が演じていたのが良かったかな。

というわけで、勝さんの護衛のトキも、実際は暗殺者に狙われ以蔵が一瞬で斬って捨てたエピソードがありますが、ドラマではなかったですし、心優しい自分より他人(武市さんや勤王党)のことを考える岡田以蔵像、ってのが、今回の大河ドラマ・龍馬伝での主旨のようで、私はこの以蔵に最近やっと納得しました。私の感覚では、小汚い人斬りのイメージが強かったので。

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