龍馬伝・お腹召しませ長次郎

ついに大型取引を終えた、近藤長次郎。

元商人らしく、毛唐の悪逆な騙しテクニックにも引っかからず、こちらに優位に話を進めるあっぱれな手際。

勘定を一手に握り、すべてを出し抜く知力と胆力。

勤王党の武市さんどこの収二郎さんのような存在。亀山社中に長次郎さん有り。しかし…


頭が切れすぎたのか、商人上がりで知らぬ間に利を求めたのか、才子にありがちなスタンドプレーに走ってしまう。

陸奥も同様の素質有りだけど、ここまではちょっとせんだろうに。さすがに船長が自分らで、薩摩名義の船の持ち主が長州って。

それはおかしい。

龍馬さんも、そこはやばいと感じたらしく、厳しく取り下げる。

社中に帰れば、イマイチ頭の使えない、口八丁なだけの同志に向かって暴言を吐く長次郎。気持ちは分かるが、さすがに頂けない。

そして同志出てきた悪魔の一言。


「えせ侍のくせに!」


この身分制度の壁が、切腹へと導いていく…。

代々武士ではないため出てくる奇策や発想の数々。これが長所でもあり、命取りにもなった長次郎。

頭良いがゆえのエゲレスへの憧れ。

根っからの侍ではないがゆえの発想の自由さから来る突発的な行動。江戸に出て、勝さんのところにいる時点でただ者ではない。

武士ではないがゆえの切腹への固執。

すべてが悪循環に廻った密航事件。

自分のしていること、主観でしか考えられなかった悲劇。

生きてたら、結構な人物であったろうに…。

近藤長次郎、切腹。享年29。

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